【第33話】ラスコー壁画

クーニャ:みなさん、こんにちは。

クガニール広報部長のクーニャです。

kuna2017-8-7.png

 

クー太:(クガニール トリ締役) またまた、久々のブログですねぇ。

クーニャ:何しろ、ボクは暑いのが大変苦手なのニャ…。

全く今年の夏はたまらないのニャ…、食欲もいまいちなのニャ〜。

 

クー太:そうですか? 今日も受付で「また太りましたか?」と言われていませんでしたか?

 

クーニャ:きっと、あの人は目が悪かったんだニャ・・。

そんなことはどーでもいいのにゃ。

本題に入るのニャッ!

 

今、九州国立博物館で「ラスコー展」が開催されているのニャ。(9月3日まで)

それで、クガニールのみんなで「ラスコー展」に行くことにしたのニャ!

 

クー太:「ラスコー展」ですか。 素晴らしい!

ラスコーといえば、奥秋先生が大好きな洞窟壁画ですね。

いつ行くのですか?

 

クーニャ:2017年8月11日(金・祝)なのニャ。

参加希望の会員さんは、すぐ奥秋先生に連絡するのニャ!

 

クー太:クーニャ部長。ラスコーの壁画のについてちょっとお話を。

 

クーニャ:・・・。奥秋先生からお話ししてもらったほうがいいと思うのニャ♪

ね!先生。

 

OKUAKI:では、クーニャ広報部長に変わりまして。

僕が最も愛する壁画、ラスコー(レプリカ)が今、福岡にやって来ています。

フランス、ピレネー山脈にあるラスコー洞窟に行っても本物は観ることが出来ません。

観光客の二酸化炭素などの影響で、劣化ししてしまうからです。

このチャンスは逃せない!

クロマニヨン人が何万年も前に描いた動物たちを観に行こう!

 

クーニャ:何の動物なのニャ?

 

OKUAKI:あれ?クーニャはレクチャー聴いてなかったの?

 

クー太:ホッホホ。クーニャ部長は、確か、スヤスヤと良くお眠りになっておられました。

 

クーニャ:クー太さんは、年下のボクをいじめる悪いフクロウなのニャ。

 

クー太:私はミミズクです。間違えないでいただきたいですね。

 

OKUAKI:ラスコーの壁画は、クロマニヨン人が住んでいた洞窟の奥に描かれた。

牛、馬、シカ、ゾウ、サイ、それから、自分たちの手形の陰画なども残っている。

 

 

クーニャ:なんで動物を描いたのニャ?

 

OKUAKI:ラスコーの壁画は「明日の生きる糧」が得られるように描かれた「祈りの絵」。

明日の狩りの成功を祈りながら、その描いた絵にヤリを刺して、狩のシュミレーションをしたりしていたんだよ。

 

クー太:現代のイメージトレーニングみたいなものですね。

それにしても、ラスコーの壁画は本当に美しいですね!

 

OKUAKI:こんなにエネルギーにあふれた絵を描いた人たちってすごい!

 

クーニャ:何万年も前に、すごい人たちがいたんだニャ〜。

 

OKUAKI:みんなで観に行こう!

 

〈九州国立博物館のページ〉

http://www.kyuhaku.jp/exhibition/exhibition_s48.html

 

 

 

 


【第32話】エゴン・シーレ「死と乙女」

クーニャ:みなさん、とーっても、お久しぶりなのニャ。

心の旅から帰ってきたのニャ。

クガニール広報部長のクーニャです。

 

 

今日は、みなさんにお知らせなのニャ。

クガニールの皆さんは、エゴン・シーレという画家をきっと知っていると思うのニャ。

クー太さんも当然知ってるよね?

クー太(クガニール トリ締役)もちろんです。

絵に関係する者としての常識でしょう。

確かけっこう色男で、個性的な画家さんでしたよね。

ナルシストだったみたいで、自画像をたくさん描いていらっしゃいます。

30年ほど前にシーレの映画を観たので、良く覚えています。

 

 

クーニャ:そうそう。さすが くー太トリ締役!

エゴン・シーレさんは、1890年オーストリア生まれ。ウィーンで活躍して28歳という若さで死んでしまった天才画家なのニャ。

欧米ではとっても有名な画家なんだけど、日本では まだ良く知られていない画家なのニャ。

 

クー太:シーレさんの画風は、一度みると一生忘れられない個性があります。

 

クーニャ:そう! シーレさんの絵には独特のエネルギーがあふれていて、若い人には特に人気なのニャ。

実は、エゴン・シーレの新しい映画がつくられて、本日2017年2月11日よりKBCシネマで公開されるのニャ!

「エゴン・シーレ~死と乙女~」っていうタイトルなのニャ。

 

クー太:ほうほう。新作ですか。興味深いですねぇ。

「死と乙女」というと、シーレの代表作ですね。あの男と女が描かれた・・・。確か死ぬ3年前に描かれた大作です。

私はあの絵を観ていると作品の中に吸い込まれていくような気がするんです。

それで…それは、どんな映画なのでしょう?

 

クーニャ:・・・・。それが・・・この映画「死と乙女」はR15とかで3歳のボクは本当は観ちゃいけないらしいのだけど・・・、

コッソリ観ちゃったのニャッ…!

だから、みんなには内緒なのニャ!

 

クー太:承知しました。私は口が固いので大丈夫です。

 

クーニャ:くー太さんは口じゃなくてクチバシなのニャ。

クチバシが固いのは当たり前なのニャ。

 

クー太:なぜ突然、シーレさんの映画の公開をお知らせされるのですか?

 

クーニャ:これは、広報部長として当然の仕事なのニャ!

昨日(2017/2/10)の読売新聞の朝刊にシーレの映画の広告が出たのだけど、我らオクアキ先生がコメントを書いているのニャ♪

 

クー太:おお!そうでしたか!

 

クーニャ:オクアキ先生は、10代、20代の頃はシーレの絵を良く観ていたらしいのニャ。

その頃、先生が驚いたのは「人物のポーズ」だったと言ってたニャー。

 

クー太:オクアキ先生は、クリムトよりもシーレの方が好きそうですよね。

 

クーニャ:シーレは、クリムトが唯一デッサン力を認めただけあって、線の緊張感がすごいのニャ。

これがその新聞の記事なのニャ。

上段右にオクアキ先生のコメントがあるのニャ。

ゆっくり読むのニャ。

 

 

 

クーニャ:ボクはシーレさんの絵がちょっと怖かったから、はじめのシーンだけ観ようかな〜と思ってたんだけど、

面白いので、気づくと最後まで観ちゃってたのニャ。

映画にはシーレさんを取り巻く女の人がたくさん出てくるのニャ。

あまり色男でモテすぎるのも考えものなのニャ。

ボクも気をつけないといけないのニャ!

 

シーレさんは変わった人だけど、絵にかける並々ならぬ情熱があったのニャ。

「生きることは描くこと」だったんだニャ。

クリムトの弟子なんだけど、先生であるクリムトさんの絵とは全く印象が違う。

誰かに評価される為に描いたんじゃなくて、誰が何を言おうと自分の方向性を曲げなかったのニャ。

この情熱こそが、時代を越える原動力だったのニャ。

ただの色男じゃなくて、本当に絵に対して純粋で真面目な人だったニャ。

乙女のモデルとなったヴァリさんのシーレに対する想いにはとても心うたれたのニャ。

人生は切ないけど美しいのニャ…。

この絵が「死と乙女」ニャ。

 

 

クー太:なるほど。これは私も観に行きたくなりました。

 

クーニャ:ぜひ中央区那の津のKBCシネマに観にいくのニャ。

KBCシネマのサイトは http://www.h6.dion.ne.jp/~kbccine/

時間とか自分でチェックするのニャ。

 

映画の公式サイトで予告編が観れるのニャ。

http://egonschiele-movie.com/

 

じゃあ、みなさん、またなのニャ!

 

クー太:またブログの更新してくださいよ。

 

クーニャ:今年はがんばるのニャー!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


【第31話】ブログ1周年!

こんにちは!
クガニール広報部長のクーニャです。

クーニャ:くー太さん、今日は、何の日かわかるかニャ?

くー太:・・・・・・・・・・・・・・・何でしたっけ? ・・・・・・・冗談です。
「クーニャ広報部長の面白ブログ」 1周年。 おめでとうございます!
第1話は、昨年の「第6回クガニールの仲間たち展」の後でした。
いや〜、あっという間の1年でしたねぇ。

クーニャ:あー、びっくりしたニャ! ぼくは、よくがんばったのニャ!

くー太:ですが、部長。夏の間は、あまり更新されていませんでしたねぇ?

クーニャ:・・・。 ちょっと旅に出ていたのニャ。

くー太:ほう? どこへ?

クーニャ:・・・。こ・・心の旅ニャ。

くー太:つまりサボっていたのですね。

クーニャ:くー太さんはしつこいニャ!
もっと、1周年のこの日をもっと喜ぶのニャ!

ゲストの皆さんも来てくれているのニャ!
まずは、2014年11月29日【第10話】で登場した「美しき骨組の仲間たち」の皆さんニャ。
みなさん、お久しぶりニャ。元気だったかニャ?

骨組一同:広報部長、おめでとうございます。

コニー(ケープハイラックス/骨組案内係):みんな元気イッパイです。我らクガニール骨組は永遠に不滅です!


クーニャ:みんな元気でよかったのニャ。

コニー:ただ、最近、我ら骨組を描いてくださる方が少ないのです・・・。
カラカラ組長だけ、現在描かれている会員さんがおられるようですが・・、人気がなくなって来ているのかも・・・。

クーニャ:そんなことはないのニャ。「骨には、普通のモチーフにはない(えぐれや空間)張りのある美しさがある」と奥秋先生が言っていたのニャ。もっとクガニール骨組の魅力をアピールして、みなさんに描いてもらうのニャ!
コニー君、今日この日を利用して、クガニール骨組のプレゼンテーションをするニャ!

コニー:はい。ボクはキュートなケープハイラックスの頭骨です。ボクの魅力は、眼孔付近の骨の形が独特で美しいことでしょう。多々あるクガニールのモチーフと組み合わせても、美しく響きあう、まさに理想的なモチーフと言えます。
ボクの祖先は象の仲間ですが、ボク自身はコンパクトサイズなので、木炭よりも鉛筆の方が向いているかと思います。
鉛筆に自信のある方、細密描写したい方は、ぜひボクを選んでください。
あ、他の骨組の仲間、鹿のホルンさん、馬のまー子さん、クマのマック君、イノシシのアントーニオさん、組長のカラカラさんも宜しくお願いします。

 

クーニャ:コニー君は、ほとんど自分のことばっかり話してたのニャ。

つづいて、2014年12月30日【第13話】「クガニールの石膏組の仲間たち」に登場した石膏組の皆さんニャ。

石膏組一同:クーニャ広報部長、ブログ1周年おめでとうございます!

クーニャ:皆さん、ありがとうニャ!
ブルータスさん、石膏組案内係として、石膏組をアピールするためのプレゼンテーション よろしくお願いしますのニャ!


ブルータス:私が・・・ブルータスです。
私を彫ったのは、あの天下の大天才 ミケランジェロ大先生です。
エッヘン、言わば・・・石膏界のサラブレッド、いや、彫刻界のスーパースターとでも言うのでしょうか!

 
[石膏組のみなさん]

ヘルメス:ブルータス、お前もか!
コニー君よりもずっと自己中じゃないか!

ラボルト:本当に失礼なこと!
先日のクガニール賞には、私を描いた作品がノミネートされたのよ。

クーニャ:クガニールは「お互いに良い影響を与えあう場」でもあるのニャ。
石膏組のみなさんも、もっと仲良くしなきゃいけないのニャ。

ブルータス:すみません。ちょっと言ってみたかっただけです。
基礎デッサンを学ぼうという方たちには、石膏が一番です!
クガニール会員のみなさん、石膏組をよろしくお願いします。・・・・・キマッタ!

カラカラ:近頃、キューピッドばかりが人気で、おまけに、最近、キューピッドの新人(現在2体)と、大きな顔の新人(大顔面の大ちゃん)までやって来ました。そのためか、石膏組、骨組の皆さんは少し沈みがちなんです。

クーニャ:わかったのニャ!  それで、ヘルメスさんは下を向いているのニャ!
奥秋先生に、もっと他のみんなを薦めるようボクからもお願いしておくのニャ!

カラカラ:もし、キューピッドが3体になったあかつきには、我らの居場所はなくなってしまいます。
クーニャ部長、ひとつよろしくお願いいたします!

karakara2.JPG←コニー君とカラカラ組長

クーニャ:まかせておくのニャーー!!

今日、奥秋先生が風邪で声が変なので、みんなへのメッセージを預かっているのニャ。

くー太:ほほう!?どのような?

クーニャ:それは、パウル・クレーさんの言葉なのニャ。

くー太:パウル・クレー 、 1879年スイス生まれの画家。
音楽家の家庭で育ち、音楽的、詩的な作品を多く残した画家ですね。

クーニャ:そうなのニャ。クレーさんは、ピカソさんに次ぐ多くの作品を残した画家ニャんだって。
では、メッセージ ニャ。

*******     今日はクレーの言葉をみんなに紹介します。

”見えているものを再現するのではない。絵画は、見えていないものを、見えるようにするための機械のようなもの”

クレーは、独特の世界観を持った唯一無二の画家であり、彼の作品は、ある明確な目的をもって描かれています。
” 自ら結晶体と化し、モチーフの結晶体と共振動を引き起こし、それを絵画にする。” というものでした。(結晶体とは、命の最小単位のようなイメージ)
クレーにとって、人間、動物、静物の違いは意味がないもので、いろんなモチーフも結晶体レベルでは、同価値だったわけです。
このような物の捉え方が、哲学、美学となり、比べるもののない輝きを放つ作品を生み出していきます。作品の方向性を決めるのは、その人の人生のベクトルに他ならないのです。
私たちも、普段の生活の中に自分の世界観を探し求めて生きたいものです。    *******


骨&石膏組全員:・・・!。 ということは、私たちの存在意義はどこにあるのでしょう? 
我ら骨組・石膏組は、外見を再現していただくことが何よりの喜びであるのに、その機会はなくなっていくのでしょうか?

クーニャ:心配しないでいいのニャ! 
骨&石膏組の皆さんは、観察力・描写力を養うには最も適したモチーフの一つなのニャ!
クガニールでは、ジャンルを問わず、「観察→解釈→表現」というプロセスを大切にしているし、基礎段階においては、観察は最も大切なのニャ!
観察を抜きにしては、解釈、表現には到達できないのニャ!

クレーさんの話は、「星の王子様」にでてくるキツネさんの言葉に似ているのニャ。たしか・・・、
”心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。 大切なことは、目に見えないんだよ ”  ってニャ。

くー太:なるほど・・・。

クーニャ:これからも、ますますがんばっていきますニャ!
みなさん、どうぞ2年目も、ブログチェックをお願いしますのニャ!

くー太: クーニャ広報部長の面白ブログ、これからもよろしくお願いいたします。
それでは、みなさん、次回【第32話】をお楽しみに!




 

【第30話】 第1回クガニール最優秀作品賞

こんばんは!
クガニール広報部長のクーニャです。

先日2015年11月3日、第1回クガニール賞授賞式が開催されました。
昨夜は、5部門の最優秀賞と会員セレクト賞をご報告しましたが、今宵は5部門すべての最優秀賞の中から、さらに「クガニール最優秀作品賞」を発表いたしますのニャ!

くー太:つまり?

クーニャ:クガニールの最高賞ってことニャ!

ニャンニャカニャーン ニャニャニャ  ニャンニャカニャーン!!
ついに、「クガニール最優秀作品賞」の発表ですのニャ!


   第1回クガニール最優秀作品賞   

「alter ego」 (水性アルキド)
原田 伊子


くー太:奥秋先生、この作品は、どんな理由で最優秀作品賞に選ばれたのでしょう?

OKUAKI:この作品は、ノミネート作品の中でも、一際存在感が、抜きん出ている。
この作品の素晴らしいところ、それは、後ろの壁と人物たち(骸骨と女性)の間にある空気感であり、関係性なんだ。

クーニャ:昨日も空気の事を言ってたのニャー。

OKUAKI:モチーフと背景の相互関係がしっくりはまった時、空気が流れ始める。
共鳴し合った絵は、より大きな空間を持つことができるわけだね。

くー太:なるほど。背景はあまり意識して観ないけれど、観る人の心にとても影響を与えているんですね。

OKUAKI:そういうことだね。
背景の表現は、とても繊細な仕事で、モチーフを描くよりもずっと難しいものなんだ。

クーニャ:へぇー。あと、ボクは、この骸骨さんが、すごく良く描けていると思うのニャ!

くー太:原田さんは、確か・・・クガニール ホネ研究会の会長さんでしたねぇ?

クーニャ:ニャニャ!? いつの間にそんな会が出来ていたのニャ!?

第1回クガニール最優秀作品賞は、8年分の優秀作品から、2作品が、選ばれたのニャ!

では、クガニール最優秀作品賞、もう1作品の発表ですのニャ!

   第1回クガニール最優秀作品賞   

「ねこカフェ」(水性アルキド)
八板 奏子


クーニャ:奥秋先生、この作品を最優秀作品賞に選んだ理由を教えてくださいニャ。

OKUAKI:クーニャはこの作品を観てどう思う?

クーニャ:すごく幸せな気分になるのニャ!

OKUAKI:大正解!
 この作品は、ネコの毛、一本一本を面相筆で丁寧に描かれているし、背景の海もとても完成度が高い。
だけど、それではなく、この絵を豊かにしているのは、作者の2匹(ヤマト&しま)に対する愛情。
それが、ひしひしと伝わってくるから、観る人の心が幸せになるんだね。

くー太:愛ですね! 
この作品を描いた八板さんのノミネートスピーチは、すごく面白かったですね。
ハワイの海とか、大変だったところとか、分かりやすくお話されていましたね。
作者の言葉を聞くと、また、この絵を観る気持ちも変わってきます。

OKUAKI:そう。だから、今回はノミネート者にスピーチをしてもらったんだ。
人前でスピーチをするには、文章を組み立てる構成力が必須だよね。
実は、構成力は絵を描く上で、とても重要な要素なんだ。
前景・中景・後景の役割は?モチーフと脇役の関係は?色の構成はうまく行っているか?などなど。
構成力がないと、絵全体のバランスがバラバラになっちゃうんだ。

クーニャ:全体的に、みんなスピーチが短かったと思うのニャ。
予定よりどんどん進んだから、ボクの部下のみんすけがちょっと焦っていたのニャ。

OKUAKI:そうそう。せっかく自分をアピールできる機会を得ても、日本人はどちらかというと謙虚すぎて自己アピールが弱い。
僕の父は、物書きなんだけど、よく言う言葉が「人生 プレゼンテーション」
大変だったところは、前置きとして少しにしといて、絵のモチーフになった経緯(いきさつ)や、自分の絵のどんなところが気に入っているか、など プラス面をアピールすることで人の気持ちが動いて行く。
ノミネートスピーチの最後だった奥村さんが行ったプレゼンテーションは、とても素晴らしかった。
クガニールが、いろんな意味で良い影響を与え合う場になってほしいと思っています。

クーニャ:奥村さんの作品は、クガニール会員によるセレクト賞投票で、びっくりするほどの人気だったのニャ!
プレゼンの力はすごいのニャ!

くー太:いやいや。プレゼンも素晴らしかったですが、私は純粋にあの絵がとても好きでしたねぇ。

OKUAKI:クガニールの第1理念は、「美を見出す眼」。
「美を見出す眼」は、絵を描くときに養われるものではなくて、日常の生活の中で、毎日少しずつ養うもの。
技術がある人が、いい絵を描けるわけじゃない。技術がなくても、素晴らしい絵はたくさんある。
それは、観る人が、その作者の心に触れるからだと思う。
クガニール会員のみんなには、技術にふりまわされることなく、自分だけしか描けない世界を探してほしい。

クーニャ:会員のみなさん。お疲れ様でした。
ブログを読んでくれたみなさんもありがとうニャ!
第31話もまた楽しみに待っているのニャ!


 

【第29話】第1回クガニール賞 5部門最優秀賞 & 会員セレクト賞 発表!

みなさん、こんばんは。
クガニール広報部長のクーニャです。

昨日11月3日、第1回クガニール賞授賞式が開催されました。
今夜は、5部門の最優秀賞と会員セレクト賞をご報告をいたしますのニャ。

   部門別最優秀賞   
クーニャ:ニャンニャカニャーン ニャニャニャ ニャンニャカニャーン!!
最初は、静物デッサン部門 最優秀賞の発表です。

機\妬デッサン部門 最優秀賞
「ダチョウの卵のある静物」(木炭)
原田伊子さん


クーニャ:ボクは、この絵はちょっと地味だったから、違う作品になるかと思っていたのニャ。
今日は奥秋先生がいますので、受賞の決めてを聞いてみるのニャ!
この絵が最優秀賞に選ばれた決めては何なのニャ?

OKUAKI:ノミネート作品は、全部、物はしっかり描けている。デッサンというのは、形ばかりに囚われやすいんだけど、本当に大切なのは, [物と物の間の空気] を描くということなんだ。
その点で、この作品は、他の作品より抜きんでている。

クーニャ:目に見えない空気を描くなんですごいのニャ!
どうしたら、空気が描けるようになるのニャ?

OKUAKI:光の方向、立体、水平面との関係、同時に、空間(前景、中景、後景の位置関係)を意識する。
ここで大切な事が2つ。
仝は、どちらから来ているのか?
▲瓮ぅ鵐皀繊璽佞蓮∩扱覆覆里、中景なのか、後景なのか?
光の方向、メインの位置によって攻め方が変わってくるんだよ。この2つの要素を明確に決めて、掛け合わせることで「空間の奥行」「空気」が生まれてくる。

クーニャ:奥が深いのニャ。
つづいて、第2部門 人物・人体画部門の発表です。

人物・人体画 最優秀賞
「フラメンコの女」(木炭)
坂田 公彦


クーニャ:この人は美人さんなのニャ。
顔が上手だから選ばれたの?

OKUAKI:それは顔は重要だけど、それだけじゃない。
この作品は顔だけじゃなく、手(指)が良く描けているんだ。
あと、手と服の境目や光の稜線にまで、神経が行っているのが分かる?
首があまり立体的に見えなかったり、右手の位置関係がはっきりしないとか問題点はいくつかあるけど、2時間半でここまで描ければ立派だね。

クーニャ:今度、坂田さんに、ボクを描いてくれるように頼むのニャ。
きっとカッコよく描いてくれるのニャ!
さて、次は、第3部門 静物・風景水彩画部門です。

掘\妬・風景水彩画部門 最優秀賞
「冬瓜と葡萄」(透明水彩)
藤井 正子


クーニャ:この作品はボクも大好きなのニャ。
冬瓜と葡萄が水々しくて、眺めていると爽やかな気分になるのニャ。

OKUAKI:このとても立派な冬瓜をアトリエで見た藤井さんは、「これが描きたい!」と思ったんだそうだ。描く人なら分かると思うけど、いいモチーフに出会うとテンションが上がって、あっという間に作品が出来あがったりたりするもんだよね。
たしか、この作品は、1日(5時間)で出来たと思う。

クーニャ:モチーフ選びは、とっても大切なんだニャ!
それでは、第4部門 絵本・動物画部門の発表です。

絵本・動物画部門 最優秀賞
「ねこカフェ」(水性アルキド)
八板 奏子


クーニャ:この絵は、隅々の細かいところまでとっても良く描けていてすごいのニャ!

OKUAKI:この作品は、2年というとても長い時間をかけて描かれた絵なんだ。絵は、長く時間をかければいいってもんじゃなくて、普通、時間をかけ過ぎて悪くなってしまうことが多い。最も活きのいいところで筆を置くことが大切なんだね。
でも、この作品は、長い時間描き続けた結果、実に魅力的な作品になった。愛情に満ちあふれている絵なんだ。

クーニャ:とっても幸せな気分になるのニャ〜!
次は第5部門 心象・抽象画部門の発表です。

心象・抽象画部門 最優秀賞
「alter Ego」(水性アルキド)
原田 伊子


クーニャ:「alter ego」ってどういう意味ニャ?

OKUAKI:あれっ?クーニャは会場にいたのに、原田さんの受賞スピーチを聞いてなかったの?

クーニャ:・・・・。それが、第5部門の時に、ついつい寝ちゃったのニャ・・・。

くー太:私が見ていた限りでは、第3部門目のノミネート者のスピーチの時にはすでに寝ておられたようですが?

クーニャ:ばらしちゃいけニャいのニャ!!

問題の証拠写真、スピーカーとスクリーンの間のイスの上
下は、熟睡しているクーニャ広報部長の拡大写真

OKUAKI:まあ、クーニャは、広報部長兼、癒し係長だからいいんじゃない。

alter egoっていうのは、「もう一人の自分」を意味するらしい。
自分の内面(闇の部分・2面性)に焦点をあてているんだ。まさに心象画だね。

くー太:心象画と抽象画の違いは?

OKUAKI:心象画で最も重要なのは「空間」。
描く人の思想、哲学、美学に溢れる空間そのものが絵になるとても魅力的なジャンルなんだ。
抽象画には、完全抽象、半抽象がある。
完全抽象は、幾何形体を構成した絵画。もしくは、具象形態がほとんど残っていない絵画。
半抽象は、抽象化するものの具象形態が確認できる絵画。
一言で分類するのはなかなか簡単ではない。いづれまたじっくりとね。

クーニャ:5部門全部のノミネートスピーチが終了後、会員セレクト賞の投票があったのニャ。
会員セレクト賞は、。院Γ寡門から1作品、■~5部門から1作品が会員によって選ばれる賞なのニャ!

会員セレクト賞
「ハサミのある静物」(鉛筆)
西平 崇子


クーニャ:この作品はハサミが良く描けているのニャ。
黒いモチーフは、難しいって奥秋先生が言ってたけど、硬いハサミの質感が良く出ているのニャ。

OKUAKI:そうだね。それと、テーブルに落ちているハサミの影が、リアルな存在感を生んでいるね。

会員セレクト賞
「冬瓜と葡萄」(透明水彩)
藤井 正子


クーニャ:これは、静物・風景水彩画部門の最優秀賞作品なのニャ!

OKUAKI:会員セレクト賞△蓮◆崚澑擦班鯑此廚20票。
絵本・動物画部門の「ねこカフェ」と、心象・抽象画部門の「Afternoon tea in morocco」が、それぞれ18票の同数ですごい接戦だったんだ。

第30話でいよいよ、クガニール会員全作品から選ばれた最高賞、「クガニール最優秀作品賞」の発表です。


クーニャ:ニャニャ!奥秋先生は、ボクの言うことを取っちゃいけないのニャ!
では、みなさん、第30話を楽しみにしているのニャ!




 

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